クージーのうまいもん紹介
国宝白水阿弥陀堂のお膝元にある蔵元四家酒造店には、表札に「四家又兵衛」とあるだけで看板がないそうです。金賞を受賞するほどの蔵元に看板がないとは驚きです。(;゚Д゚)!
これも酒に対する絶対的な自信の表れなのでしょうか?何か内に秘めたものを感じます。下の写真は同封されていたしおりです。
大吟醸又兵衛は3本のタンクで醸造されますが、1番出来の良いタンクから全国新酒鑑評会に出品されます。
それが金賞を取ると金賞受賞酒大吟醸となり、残る2つのタンクの酒が大吟醸となります。
自分で飲むのなら「大吟醸」、贈答用であれば「金賞受賞酒大吟醸」がオススメと購入先の 浜田屋楽天市場店 に書かれていたので、今回は「大吟醸」にしました。
ちなみに、毎年半年ほど(11月頃)でなくなってしまうとのことです。
梱包箱を開けた状態です。キレイに梱包されていました。
化粧箱を開けると、さすが金賞受賞酒に相応しい高級感のあるパッケージングです。この段階ですでに旨さが伝わって来るようです。(´▽`)
ビン栓は発泡ワインで使うような金具が取り付けてありロックされています。長時間保管でも品質劣化しないための対策でしょうか?
夏場につき常温と言っても30℃くらいですが、まずはそのまま飲んでみました。
ほんの少しですが甘いフルーティな香りがします。浜田屋楽天市場店では「綺麗で優雅が香り」と書いてありますが。。。
雑味がなく角がないまろやかな口当たりで非常に飲みやすい酒です。やや辛口とのことですが、ほのかな甘味が感じられます。
冷蔵庫で1日冷やした又兵衛は、引き締まってシャープになり若干アルコールの角が出たせいか?辛口感が出て来ました。
浜田屋楽天市場店では「透明感のある口当たり」と書いてありますが、正にその通りだと思います。フルーティな香りも後からほのかに漂い上品でスッキリした味わいです。
ちなみに、酒の肴は夏の定番えだまめです。
邪道かも知れませんが、クージーは昔から日本酒を凍らせてその解け際を飲むのがお気に入りです。(´▽`)
で、又兵衛も凍らせてみました。ギンギンに冷えた日本酒も旨いんだよねぇ〜
酒の肴はイカの酢漬けです。こういうの、日本酒に合うんだよねぇー
シャベット状から少し解け出した頃が自分としての飲み頃です。よりシャープに辛口感が出て来るのかな?と思いきや、意外と甘口でまろやか・・旨いです。
ただ、ここまで冷やすとさすがに香りはほとんどしませんので、やっぱり邪道ですかね。(^^;)
興味のある方は是非お試し下さい。
日本酒の出来栄えを競う全国新酒鑑評会(毎年5月に開催)で、酒類総合研究所(広島市)が発表した福島県の金賞受賞銘柄数は次の通りです。
名実ともに福島県は日本酒王国、うまい酒がいっぱいありますよー♪
日本酒の原料である米は玄米から精米して作ります。
どれだけ精米した(玄米の外側を削った)かを表す数値を精米歩合と呼びます。数値が低いほど削る量が多くなります。
この精米歩合が50%以下の米を使い、更に発酵中の酵母に影響を与えてより美味しい酒を造る目的で醸造アルコールを10%未満添加したものを大吟醸酒と呼びます。
ちなみに、醸造アルコールが無添加のものは純米大吟醸酒と呼ばれます。
また、精米歩合が60%以下であれば吟醸酒と呼び、醸造アルコール無添加のものは純米吟醸酒と呼ばれます。
一般的に、精米歩合の数値が低ければ低いほど高品質と言われており価格が高くなります。